探し物発見器 企画書
この記事は CPS Lab Advent Calendar 2014 – Adventar 23日目の記事です
23日目を担当するのは岩井研B3生の えるざっぷ です
22日目は しのっち先輩 です
24日目は tjmさん です
ラボにいると確実に一日に一度「†漆黒の探究者(ブラック・サーチャー)†探し物してる人」を見かける。
これから少し時間をかけてもそれを解決するツールを作ってみたいと思った。
まだまだ知識不足な妄想段階なのでツッコミやアドバイスお願いしたい
解決案
部屋内の人の移動を全てログに取り統計的に探し物がある可能性の高い場所を割り出す
完成構想図
Input
- 探し人が手放した可能性がある時間帯
- 最後に見た場所
Output
- 見取り図にヒートマップ(下図)
- 見取り図に経路可視化(下図)
もちろんまだまだ検討中
方法
人の動きのセンシング
カメラを使い映像解析で行う
お近所さんの斉藤研で"映像の差分を取って移動体の検出"という研究があったのでそれを応用する
天井や空間を見渡せる高い位置にカメラ
電源、コスト面などはサッパリ分からない
サーバーにログを残す
移動体の位置を部屋用の座標に正規化して保存
テーブル(適当)
- 移動体ID
- タイムスタンプ
- 座標
同じ移動体は出来るだけ判定する必要が出てくる
最初は変化があった位置だけでもいいかもしれない
確率の評価方法
先ほどのInputにある「探し物が迷子になる前の位置」ももちろん評価に使うが
Input以外にも重みを置く
単純にしか考えていないが人の待機が多かった場所や多くの人が待機した場所などをログから検出して評価する
最後に考察とか
もしかしたら根本的にこんなデータを集めておいたところで
探し物発見にはなんの役にも向いてないかもしれない
でも研究室の中の細かい人の移動は集計してみたいのでやって見たいと思う
研究室の見取り図
研究室の見取り図