残留申請 Neo を作った
www.adventar.org 1日目です。 → 2日目 憩庵: スピーカーの電源を遠隔操作するIoT機器を作った話
残留申請の手順にはいろいろと問題があった(後述)ので、再び残留申請のためのシステムを作った話。 うちの大学のローカル向けツールです。
残留申請の歴史
教員手作業時代
本来は、学生と教員のやりとりがあって教員が大学の申請システムからフォーム登録していた。 残留の頻度が高い研究室では教員の負担がでかい。平均で毎日 3人とやりとりして、毎回申請システムにアクセスするのである。なにより同じ作業を毎日繰り返しやりたくない。 学生のメッセージはバラバラだしメールのやりとりでミスも起こる。
CSV 時代
申請システムには「CSV 一括登録」機能がある。そこで、うちの研究室では申請手順の新しいルールが作られた。 学生は CSV ファイルを作成する。教員はそれを一つずつ確認し申請システムに投げていく。 このころから学生は一ヶ月分のスケジュールを登録するようになる。
残留申請 Web アプリ 時代
CSV の生成部分を担う Web アプリケーションを作った。CSV ファイルを編集したい人なんていないので学生感激である。 他の研究室にも需要があり、うちの研究室以外でも使われ始めた。
残留申請 Neo
そして今回、ほぼ統合管理するアプリケーションを作った。 今まで、学生ごとには一括処理が出来ていたものの CSV ファイルのやりとりは手間となっていた。 学生はスマホでもなんでも好きな時間に Neo にアクセスして自分の残留予定を登録するだけとなった。 教員は月初めに一度だけ簡単な作業で済むようになった。現状出ている申請グラフィカルにチェック。あとはCSV 1つでダウンロードし、申請システムにアップロードするだけである。 そしてヒューマンエラーはほぼなくなった。
技術面
Rails 5 FullCalendar ユーザ管理は rails-device 任せ
成果物
よき残留生活を